お知らせ

2020.05.07 [プレスリリース]

NOBORI、医用画像診断支援AIプラットフォーム事業を開始 ~ エムスリー株式会社と事業提携契約を締結 ~

 株式会社NOBORI(本社:東京都港区、代表取締役社長:依田 佳久、以下「NOBORI」)は、エムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:谷村 格、 以下「エムスリー」)と医用画像診断支援AI事業において事業提携契約を締結いたしました。両社にて医用画像診断支援AIプラットフォーム事業を推進して参ります。

1.背景

 近年、日本国内では保健医療分野においてAI開発を進めるべき重点領域の一つとして、画像診断支援を挙げており、医療機器承認審査に当たっての評価指標の策定や評価体制の整備も実施して、AIを活用した医療機器の開発が進むことが予想されます。この度、AIによる診療現場支援を浸透・加速させることを目的として、先端医療分野でのAI医療機器の開発支援なども手がけるエムスリーとパートナーシップを締結し、AIプラットフォーム事業を開始します。

2.本取組の概要

 多様な画像診断支援AIアルゴリズムを両社で構築したAIプラットフォームに搭載し、医療機関の様々なPACS(医療用画像管理システム)やモダリティの制約を受けることなく提供します。また、AIアルゴリズムは部位(頭部、肺など)ごとに複数ラインナップを予定しており、医師は用途に応じて使用したいAIを複数選択可能となります。今回の事業提携を通じて、エムスリーの”世界中で築いてきた医師とのネットワーク”とNOBORIの”セキュアなITプラットフォーム”を組み合わせることで、テクノロジーを活かし、診療に向き合う医師への安心・安全の支援、そして効率的な医療の実現に貢献できるよう努めて参ります。

診療の安心・安全を支援するAIプラットフォーム

3.利用イメージ

 世界中のどんな医療用画像診断支援AIアルゴリズムでも、エムスリーエッジサーバー(NOBORIユーザ施設では、NOBORI CUBE で併用可能)を設置することで、PACS(医療用画像管理システム)などの院内システムやモダリティを問わずに、利用できる仕組みをプラットフォームとして提供します。

利用イメージ

エムスリー株式会社について

 日本の医師の約9割が登録している医療情報配信ポータルサイト「m3.com」を運営しており、製薬業界を中心にマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供しています。また、米国、英国、中国など海外への事業展開も積極的に進めています。2017年4月にはM3 AIラボを発足し、画像診断を含めたAI医療機器の開発支援など先端医療分野での事業拡大を推進しています。
エムスリー株式会社の詳細情報はhttps://corporate.m3.com/をご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NOBORI
Tel:03-4405-7834 e-mail:ai-sales@stg.nobori.ltd